労働組合はどうして必要なのですか?
やりがいがあり、より働きやすい職場へとするためです。
給与や休日、労働条件について改善して欲しいことを個人で言うのは大変勇気のいることで、自分の胸の中にしまっている人が多いのではないでしょうか?
そんな胸の中にしまっている声を集めて「組合員(みんな)の声」として会社に改善を求めていくためにも、労働組合が必要と考えます。また、UAゼンセンや労働金庫による低金利の融資(自動車ローンや住宅ローンの組替え等)や全労済などの労働福祉サービスを受けることにより、組合員の生活が楽になります。
労使関係についてどんな考えの労働組合ですか?
1. 将来生活の安定=法律の保護が受けられる。(雇用の安定)
労働組合法で保護され、労働三権(団結権・団体交渉権・団体行動権)が発生し、労働組合法にもとづく目的実現のための活動ができます。
2. 労使対等な立場で意見交換ができる=会社からの援助を受けず自主的に運営するため
3. トップダウンとボトムアップの融合
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4. 従業員の参加意識の向上=皆の意見の集合体としての強固な組織の構築
団体概要
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「トップダウン」とは企業経営などで、組織の上層部が意思決定をし、その実行を下部組織(社員など)に指示して従わせる管理方式。「ボトムアップ」とはトップダウンとは逆に、下位から上位への発議で意思決定がなされる管理方式
なぜ労働組合に加入しなければならないのですか?
労働組合は企業のパートナーと考えています。企業の繁栄と組合員の生活向上は表裏一体です。どちらが犠牲になってもいけません。私たちは、組合員の生活向上を実現するためには、企業の繁栄が不可欠であると考えます。したがって、労働組合は企業にとって良きパートナーなのです。
労働組合の役割は「雇用を守り、労働条件の向上を図る」ことです。「雇用を守り、労働条件の向上をはかる」ためには、同じ職場で働く人々が団結して、会社に要求し交渉しなければなりません。正社員とパート社員が一体となることで、従業員全体の労働条件の向上や働きがい・生きがいのある職場環境づくりが実現されるのです。また個人では解決できないことも労働組合に相談することにより、解決できることがたくさんあります。
加入するとどのようなメリットがあるのですか?
労働組合に加入すると次のようなたくさんのメリットがあります。
1. 相談窓口ができます。これまで抱えていた職場での問題や困っていることを、組合が相談に応じます。
2. 労使交渉を通して労働条件の改善要求ができるため、労働条件の向上が促進されます。
3. 合理化(企業の収支バランスを回復させるために、使用者が行う支出抑制策のうちとくに雇用・労働条件に直接影響をおよぼすもの)等が発生した場合でも労働組合がその対策に当りますので、突然の解雇がなくなります。
4. 労働組合を通してさまざまな情報を得ることができるため、知識が深まり、誤解や偏見がなくなります。
5.労働組合が現場の声を拾い上げて会社に要求するため、職場の苦情(不平、不満)が改善されます。
6. 社員間に仲間意識が高まり、一体感が生まれます。
7. 上部団体であるUAゼンセンの見舞金共済制度が受けられます。また、UAゼンセンに加盟する組合の宿泊施設の格安利用や飲食の割引、悩み事の相談など、生活を応援してくれるさまざまなサービスを受けることができます。
詳しくは共済制度・特典のページをご参照ください。
共済制度・特典
職場集会を開催したり、アンケート調査などを活用して労働組合員の皆さんの要望・提案・意見等を十分聞きながら、労働組合としての優先順位を決めて会社に正式に要求等を行い、ひとつずつ着実に改善していきます。また、現場の声を経営者へ届け、働きやすい・働きがいのある職場環境を築けるように活動します。労働組合が企画するレクリエーション、休日などを利用した組合員の旅行やレジャーのサポートを受けられます。
組合費はどれくらいの金額ですか?
組合費は次のように考えています。
労働組合が、活動方針に基づいて活動をしていくにあたり、当然資金が必要となってきます。その資金は、皆さんから組合費として出し合って頂いたもので運用していきます。組合費の額については、同業の他社の組合費(正社員平均:約4,000円〜5,000円)を参考にしながらも、組合員の負担を考慮し次のようにしました。
1.正社員(地域社員含む)
・基準内賃金の1.5%を毎月の給与より天引きし徴収します。
2.パート社員
・一律1,000円を毎月の給与より天引きし徴収します。
組合費はどのように使用されるのですか?
皆さんの声などをまとめた活動方針をもとに大会で決めます。
その活動方針に基づいて、予算を決めます。具体的には、大会に集まっていただく代議員の方々の交通費や会場費、諸会議出席や組合活動のための休業補償、組合員からの苦情処理対応のための交通費、職場レクリエーションなど、組合員のために必要な活動に貴重な組合費を使います。
いずれにしても、大会で決定し会計報告を明確にします。また、組合費の中には、組合員に不幸があったときや、住宅が被害を受けたときに見舞金が受けられる制度をすでに含んでいますが、今後は、結婚や出産などにお祝い金を受けられる制度も考えていきます。
組合費を払うことが負担なのですが…
組合費を払い、労働組合に加入することにより受けられる価値あるさまざまなメリットがあります。このようなメリットは労働組合に組合費を納めているメンバーが受けられるものですから、総合的に考えると、組合費は大きな負担になるものではないと思います。むしろ今まで以上に、大きなメリットがあると考えています。
労働組合に加入することによって、各種のメリットや権利が生まれます。それと同時にみんなで経費を負担するという義務も発生することをご理解ください。
労働組合に入らなければどうなるのですか?
組合へ加入しなければ改善に対するパワーが弱くなります。
労働組合は、働く人すべての権利と生活を守ることが大原則ですが、労働組合未加入者を守ることは不可能な場合が多くあります。雇用の補償、労働条件の向上についても組合員のみの要求となります。労働組合に加入していない人の賃上げや一時金(ボーナス)は要求できないのです。
労働組合に加入することによって初めてメリットが生まれます。
また、少数の組合員による交渉では、会社への影響力も弱いものになります。
UAゼンセンとは何ですか?
民間最大規模の産業別労働組合です。
私たちコナカユニオンは、UAゼンセンという上部団体に加盟しています。UAゼンセンとは、民間企業が加盟している産業別全国組織です。組織現勢は、2,600組合100万人となっており民間最大の組織です。
最近のように賃金や労働時間といった主な労働条件の決定が、「社会一般の水準や状況」で決められるようになると、労働組合も「我社」という枠を乗り越えて手をつなぎ団結する必要があります。
そこで、同業あるいは似た業種の労働組合が集まってさらに大きな団体を作り、産業政策やお互いの力を強くするための活動をします。UAゼンセンもその団体のひとつで、繊維関連、化学、流通、フード・サービスなどの、衣・食・住・遊・福の生活関連産業の多くの労働組合が加盟しています。
上部団体に加入することで次のようなメリットがあります。
1.47都道府県に全て支部があるので、全店舗からの相談・世話活動が受けられる。
2.加盟組合等の情報収集、および経営対策の支援を受けることにより、労使交渉に役立たせることができる。
3.視野を広く持つことができる。
4.さまざまな問題点を相談することができる。
5.100万人のUAゼンセン組合員に対し、営業活動の拡大、支援が得られる。
UAゼンセン公式ホームページ
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